【最後の記事】このブログがなければTeacher Aideはなかったんだろうな
みなさんこんにちは。じんぺーです。
このブログにたどり着いて頂きありがとうございます。
前回の記事でもお伝えしましたが、もうすぐこのブログの更新を止めます。新しく個人ホームページを作って貰ったので、そちらでブログは書いていきたいと思いますが、この思い入れたっぷりのブログで、最後にこのブログへの感謝を綴りたいと思います。
タイトルの通りですが、このブログがなければ、発信をしているじんぺーもいないし、Teacher Aideという学生団体も存在していないんだろうなあって思っています。その意味するところを説明しながら、ブログとの思い出も少し振り返りたいと思います!
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2018年の10月頃、このブログを始めました。教育団体ではないのですが、あるコミュニティに属していて、そこで尊敬する先輩にブログの素晴らしさを教えてもらったのがきっかけでもあります。
(すごく1個1個振り返っていきそうな様相を放っていますが、最初だけです笑)
(最初の記事はもはや黒歴史レベルですが、せっかくなので貼っておきます笑)
前回記事に書いたようにこの年の春から夏ごろにかけて、「学校教員の働き方」に問題意識を強く持ち始めて、情報収集をはじめたのでした。
【RTしてくれたら嬉しい】
— じんぺー☂️Jimpei Hitsuwari (@hitsuwari5th) 2018年9月30日
現在教員をしていてお悩みがある方、教員から転職された方、退職された方、スクールカウンセラーの方、スクールソーシャルワーカーの方、またはその知り合いの方いましたら、聞きたいお話と話したい話があるので、教えて頂きたいです。
櫃割仁平
そのTwitterが発信モードに変わりはじめた辺りで、このブログを開設しました。教員養成大学の方で発信されている方が少ないなあと感じていて、自分にも伝えられることがあるかもしれない、と思い始めたのでした。最初は、新人ブロガーらしく、自分の経験で伝えられる有益そうなことを記事にしていました。
実は、今でもちょこちょこ読まれているのはこの辺りの最初の記事でもあります。その後、「有益」というより「自分の伝えたいこと」にシフトしていったので、こういう記事は少し減りましたが(ブロガーとしてはダメなのですが…)、スタンスとして、「学生ならではのこと」は今でも意識をしています。
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あまり、細かく書いていくつもりはないとは言ったのですが、転機となった記事をいくつか紹介させてください。1番最初の記事はこの記事です。
これは、言ったらただのブックレビューなのですが、著者の方々に反応してもらったという初めての経験になります。
教育大の学生さんが,#給特法 について勉強してくださっている!
— 内田良/部活動・教職を持続可能に! #学校依存社会 (@RyoUchida_RIRIS) 2018年10月28日
とってもうれしいです☆
(『教師のブラック残業』のレビューをありがとうございます) https://t.co/ArU4BylJTp
自分の声は小さい、何もできないなあと思っていた考え方が少しずつ変わっていくわけです。もしかしたら、発信の仕方を工夫すれば、影響力のある人に声が届いて、自分の考えていることがシェアできるのではないかと思い始めました。
ここから味を占めて、本を読んではレビューするということを繰り返していました。その人と繋がりたい、というある種下心も多分にあるのですが、なんでもない自分にとっては大事な発信手段でした。(今もブックレビューは定期的にやっているので、根本はそんなに変わっていないです。)
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そして、ブログをはじめて1ヶ月経ったくらいの時に、こちらの記事をリリースします。
ブログをはじめて1ヶ月でしたが、3年経った今でもこれより読まれた記事はありません。びっくりしたのですが、たくさんリツイートやリプライを頂き、ただの1教育大学生だったぼくは恐れおののきました笑 ただの運ですよね。
【ぼくが教員を目指さない理由とそれでも教育に一石を投じたい理由】
— じんぺー☂️Jimpei Hitsuwari (@hitsuwari5th) 2018年11月5日
ついに書いてしまった、、
前の記事、「これまでで1番読んで欲しいかも」って書いたけど、早速更新。
教員の方、辞めた方、目指されている方、それ以外のみなさんに読んで頂きたいです。https://t.co/0XdCKb35m7
(固定ツイートにしているのもありますが)今でも読んで頂くことがあってコメント貰ったり、この記事きっかけで連絡してくださる方もたくさんいたりします。
ブックレビューは人の力を借りて、自分の声を届けようとしてやっていましたが、この記事からは自分の声を自分の力で届けることももしかしたらできるかも、と思い始めていました(まあでも、これより読まれる記事を書けなかったので、やっぱり運要素はたくさんあるなあと思いますが…)。
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そして、さらにこの記事から1ヶ月後、ぼくらは学生団体Teacher Aideを立ち上げることになります。特にどこかの大学に属しているわけでも、法人格が付いているわけでもないので、「ブログで宣言した」ということがこの団体がある、という証明の全てになります(脆弱)。
そういう意味でも「このブログがなければTeacher Aideはない」と言えますが、伝えたいのはそういうことではなくて、上で書いたように、ちょっとずつちょっとずつ、「自分にもできることがあるかもしれない」と思えてきたことが、ぼくに「団体をやろう」と思わせてくれたに違いありません。
今でも「自分は無力だなあ」と思うことと「自分にもできることがあるかもしれない」を交互に繰り返す日々ですが、螺旋階段みたいに少しずつ成功体験みたいなものを積み重ねてきたのかな、と思います。
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もうこれ以上細かくは書きませんが、本当にたくさんの出会いを与えてくれたブログでもあります。
書評を書くことによってはじめてやり取りした先生方、RTによって運ばれてぼくのことを発見してくれた方々、インタビューという形を通して、会ってくれた方々、etc.
活動をはじめたきっかけでもあり、ここまで続けてこれた力の源みたいなものでもあります。
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このブログは「コーヒー1杯の暖かさ」というブログ名を付けています。
リチャードブローティガンという詩人のことばから拝借しています。コーヒー1杯の暖かさで幸せになる人がいるように、このブログでささやかな幸せを届けたい、なんなら、そういう幸せを届けられる人になりたい、と思い、こんな名前にしたのでした。
人にもこういったコーヒーみたいな暖かさを届けたいという気持ちは変わりませんが、今このタイトルを見るとまた違った見方が出来ました。
それは、自分自身がコーヒー1杯の暖かさにほっとできるように、今ある生活に満たされ豊かになれてきたなあということです。「足るを知る」というのはぼくの大事にしたい言葉の1つで、今の生活、周りの方々との繋がり、感謝したいものばかりだなあと、特に最近感じているのです。
ブログをはじめた当初は全く思っていなかったことですが、ぼくの今の考え方にとてもフィットしていて、不思議な縁を感じてもいるのです。
ブログの更新は止まっても、この2つのスタンスが変わることはないです。「人に暖かさを届けたい」、そして、「コーヒー1杯に幸せを感じるように今ここに感謝して、豊かさを噛み締めながら生きていきたい」ということです。
このブログとこのブログを通して出会った全ての人に感謝します。本当にありがとうございました。
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最初にも言ったように、ホームページの方でブログは書いていきます!
また、noteを書いていたり、Facebookでも毎日日記みたいなものを更新したりしています。
ぜひそちらもチェックして頂ければと思います!
また、更新は止めますが、ブログは置いておこうと思うので、ぜひ読みたい時にまた読みに来てくださいー!
改めて本当にありがとうございました!
心を込めて
じんぺーより