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マインドフルネス、自己理解、カウンセラーの特徴とセッション変数 (Fulton, Journal of Mental Health Counseling, 2016)

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みなさんこんにちは。

教育と心理学について考えているじんぺーです。

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さっそくいきます!

 

マインドフルネス、自己理解、カウンセラーの特徴とセッション変数 (Fulton, Journal of Mental Health Counseling, 2016)

マインドフルネスは、治療関係を強化し、カウンセラー研修生の効果を高めるためのカウンセラー育成ツールとして注目されているが、カウンセラーのマインドフルネスに関する実証的研究は限られている。本研究では、55名のカウンセラー・カウンセラー研修生を対象に、マインドフルネスとクライアントの知覚的共感との関係を調査した。また、カウンセラー研修生のマインドフルネス、セルフコンパッションと曖昧さへの耐性、経験的回避、セッションの深さとの関係についても検討した。

カウンセラー訓練生のマインドフルネスは、クライアントの知覚共感と関連し、マインドフルネスとセルフコンパッションは、カウンセラー訓練生が評価する経験的回避の低さとセッションの深さと関連していた。また、セルフコンパッションは曖昧さに対する寛容さと正の関係があった。カウンセラー、教育者、指導者への示唆と、マインドフルネスをカウンセラー育成のために実践するための示唆が議論された。 

 

論文

Fulton, C. (2016). Mindfulness, self-compassion, and counselor characteristics and session variables. Journal of Mental Health Counseling, 38(4), 360–374. https://doi.org/10.17744/mehc.38.4.06.