先生は学校で「戦っている」と言うけど、そもそも何と戦っているのか
こんにちは!
教育と心理学について日々考えているじんぺーです。
今日は、なかなか言語化するのが難しめで避けていたところについて、少し書いてみたいと思います~
はい!まず、いつも言いますが、ぼくは先生をしていないので、「現場に出ていないのに」と思われるかと思います。。
もう、ほんとその通りです、としか言えませんが、大目に見ていただけたらと思います~
抽象的なタイトルですみません。
いってみましょう~
部活動顧問拒否は戦い
「部活動顧問拒否」を戦いのように例えているのをTwitter上ではよく見ます。
校長とバトルしてきた。
— こおり❄ (@8oA6B64Kt2kwJuj) February 5, 2019
私「異動したら部活顧問を拒否します」
校長「そんな考えは通用しない。みんな我慢してやっている」
私「だから変えていくべきでは?」
校長「直ぐには変わらない」
私「だから声をあげる」
校長「これまでみんなやってきた」
私「だから少しずつ変える」
堂々巡りだった…
部活動顧問拒否の敗北の記録です。良かったらご参考下さい。 pic.twitter.com/Tzb2eFlXLG
— 栗井栄太🔴 (@kurii_eita) March 3, 2019
管理職は所詮管理職なので、部活動を辞める戦いのときの本当の教員サイドの敵は同僚です。
— 乾 東一郎/いぬいブログ (@inui_to_ichiro) April 7, 2019
部活動のブラック化について① - 教諭・田仲草太郎は意識高い系 https://t.co/DqrWXk8B80
こんな感じですね。。
(なお、これらのツイートは示唆に富んでいると思うので、ぜひ読んでみてください)
校長先生(管理職)と戦うという人が多く見られますが、乾先生曰く、ほんと本当の敵は同僚の先生だそうです。
いずれにせよ、部活動顧問拒否を「戦い」と例えています。
顧問拒否以外にも学校での戦いはある
部活動顧問拒否以外にも学校で戦っておられる先生はいらっしゃいます。
去年の夏に、うちの職場も働き方改革をって言ったら、校長が「意味がわからない。働き方改革は個人ですることでしょ」と。ものすごくがっかりした。話にならないって。
— ほしせん✨ (@L19LGvGSVQjqaVL) January 16, 2019
あれから半年。いよいよ新年度に向けての戦いが始まる。私はあきらめない。
30年以上
— スポーツGメン (@G91170461) April 11, 2019
教員の手本となるように
校長、教頭には
基本的に従ってきたけれど
このままでは学校が崩壊してしまう
穏やかな五十代を過ごしたかったが
残りの教員生活は
戦いになりそうだ。
「働き方改革」やその他学校の改善点について、なかなか変わろうとしない(変えようとしない)管理職の方々と戦っている先生方が多いようです。
学校で起こっている種々の問題について、教育委員会と戦っておられる先生方もいます。
月曜から教委との本気の戦いです。その他の機関からは協力を承諾してもらいました。
— LUMIKO (@LumikoLumiko8) March 10, 2018
訴えは3点。
そのうちの1つは、校長から懲戒免職だと言われたことです。
起こっている問題は全て私のせいだと。目の前でスマホの録音ボタンを押されました。
講師の2級付けに関して
— Teacher_arubaito (@psn_2ndid) December 24, 2017
某都道府県教委との、最後の戦いです。
応援よろしくお願いします。 pic.twitter.com/qGQyxOIBNd
保護者の方との戦いも、
「教員の時間を無限に使えると思っている保護者」vs「保護者の時間を無限に使えると思っている教員」がありますが、
— 大沼 琴乃 (@lagulagu30) February 8, 2019
「絶対に殴り返してこないと思って教員を叩く保護者」vs「絶対に文句を言われないと思って好き勝手する教員」という戦いもあるみたいです。 https://t.co/e400puJ9A8
いわゆるモンスターペアレントですね。。
先生方を取り巻く教育問題が多岐にわたることもよくわかります。。
先生は学校で「戦っている」と言うけど、そもそも何と戦っているのか
そして、この記事の本題です。
先生方は何と戦っているのか。
上で見てきたつぶやきをそのまま理解すれば、その問いの答えは、校長先生(管理職)や同僚の先生、教育委員会、保護者の方々となると思います。
しかし、本来、その人たちはみんな、より良い教育を目指している仲間なのではないでしょうか。
そんな人たちの中で、「戦い」が起こっているなんて、ぼくにはよく分かりません。
だから、みんなで手を取り合って、教育問題について考えていきましょう!!!
、、、、、、、、、
とは、言えないんです。ぼくは。今は。
「戦いはやめて、平和的に!」とは今は言えない
合法先生がぼくの考えていることを代弁してくれたようなツイートをしてくれました。
「もう部活顧問嫌です…この前、素人の私にいきなり審判しろと言うので渋々やったけど、クレームだらけで参りました…顧問辞めたいです…」
— 合法先生 (@barbeejill3) January 13, 2019
「じゃあ、違う部を希望するか、顧問拒否しよう。」
「私には怖くてそんな事は言えないです…」
現在、部活顧問を拒否するには『個人』で闘うしかないんだ。
先生がおっしゃるように、たぶん今は、戦わないといけない。
部活顧問拒否も、他の問題だって、何もしなくても選択権があって、楽しく働ける学校ではないと思います。
「今は」戦わないといけない。
でも、戦わなくても済むのが本来の学校であって欲しいです。
もう1つだけツイートを紹介して終わります。
私のような年配者が部活顧問を拒否するのは、簡単。
— しばせん (@shibasen1958) April 15, 2019
問題は、立場の弱い若手(特に講師先生)が部活拒否をできるか・・
今日、身に染みた。家人(違う職種・労組員)も激怒した。
でも、結局何もできなかった俺・・。
しばせんさんがこんなツイートをしていました。
ぼくがこの記事を書いているのも、「戦えない人」が学校には必ずいると思うからです。
ぼくの周りの先生の多くは若手もしくは新任の先生です。どんなに「戦わないと!」と言われても、そんなの厳しいじゃないですか。。
だからこそ、「学校を戦わなくて済む場所」にしていきたいんです。
戦わなくて済むようにしたい、でも今は戦わないといけない、なんとも微妙な状態です(ぼくの心)。
ここまで、読んで頂きありがとうございます。
うーん、伝わるかなあ