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ぼくが教員を目指さない理由とそれでも教育に一石を投じたい理由

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こんにちは😊

日々、教育と心理学について考えてるじんぺー(@jin428)です!

今回書いていきたいのは、タイトルの通りです。

ぼくのブログのカバーのところにも紹介として書いている一節についてです。

 

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前回『夜と霧』のレビューを書いたときのコメントで、記事とは関係ないのですが、「教育大生なのになぜ教員を目指さないのか」「どうやって教育を変えていこうとしているのか」を知りたいと言って頂きまして、満を持して書いていこうと思った次第です。

 

 

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興味を持っていただけるのありがたいです😊

 

 

先に断っておきたいこと

 

これから、ぼくが教員を目指さない理由と、今の日本の教育についてどう思っているか簡単に書いていきますが、その前に1つ断っておきたいことがあります。

 

 

それは、教師というお仕事は間違いなく素晴らしいということ。

 

 

ぼくは、教師という仕事はどんな仕事よりもなくてはならないと思っているし、尊いものであると思っています。

 

 

実際に教師をされている先輩方、友だち、これから教師になるであろう人たちすべての人に絶大なるリスペクトを持っています。

 

 

そのことだけ先に知っておいて頂きたかったのです。

 

 

 

教師を目指さない理由

いよいよ本題にはいっていきます~

 

 

の前にもう1つ言っておかないといけないことがありました。

 

 

これから出していくお話はぼくの周りの人から聞いたお話やぼくが勉強して得た(と言ってもぼくの解釈が混じる)お話です。もちろんですが、全ての人に当てはまるわけではありません。めっちゃ保険かけてますね、ぼく笑

 

 

色んな理由があるのですが、3つほどピックアップしました。

 

 

 

理由その1:やりたいことがたくさんある

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ちょっとポジティブめに書きました笑

 

 

よく聞く話、というか周知の事実だと思うのですが、教師というのは大変なお仕事です。

 

 

しかし、大学の教授、職員さん、現職の先生、先輩教員、たくさんの人に飽きるほど聞かされた話は、

 

 

 

「教員はしんどいけど、やりがいがある」

 

 

 

というお話です。

 

 

 

正直こういった類の話にはもううんざりしています。

 

 

 

「自分がしんどくても、子どものためと思えば、、、」

 

 

 

というようなお話も鉄板です。

 

 

 

しかし、残念ながら、ぼくにはこれはできません。

 

 

 

他にやりたいことがたくさんあるからです。

 

 

ぼくには、好きな人、会いたい人がたくさんいるし、行きたい場所だって世界中に山のようにあるし、読みたい本、見たい映画、聴きたい音楽だってたくさんあります。

 

 

 

帰ってきたら寝るだけ、土日出勤も当たり前、長期休みでさえ、学校にいくか、学校のことを考えなければならないといけない生活はできません。

 

 

実際に教員をしている友だちは、朝7時過ぎに家を出て、10~11時に帰ってくる生活を続けていました(最近9時くらいに帰れてめちゃくちゃ喜んでいましたが…)。帰ってきたら、お風呂に入って寝るだけと言っていました。

 

 

土日何かしらの予定で、働かないといけない先生も当たり前のように見ます。

 

 

 

ついでに少し持論を述べさせてもらうと、

 

 

ぼくは、今の世の中は、自分を犠牲にしてやりがいを得る時代ではないと思うんです。

 

 

自分の好きなことをする時間や好きな人といる時間を持ちつつ、やりがいのある仕事をすることができると思うんです!!!

 

 

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理由その2:教育は学校現場からでは変わらない!?

 

ぼくは曲がりなりにも教育大学というところに5年間いて、教育についても勉強してきました。

 

 

その中で、日本の教育について、たくさんの疑問やおかしいと思うところ、もっとこうなればなあというところを見つけてきました。

 

 

 

しかもそれらの多くは、ぼく以外にも問題と思っている人が多いように感じます。例えば、部活動のことだったりとか、給特法のことだったりとか。

(給特法についてはこちら)

 

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多くの人が問題と思っていながら、あまり変わっていない様子も同時に見てきました。

 

 

そして、見出しにあるように、

 

 

 

「教育は学校現場からは変わらない」

 

 

 

と思っていました。

 

 

 

過去形にしたのは後で説明するとして、そう思っていた理由を説明します。

 

 

その1つは、先に挙げた「教員はしんどいけど、やりがいはある」という発言に現れているように、「しんどいこと」が前提とされているからだと思います。ぼくも今は「おかしい」と思っているようなことでも、現場では「当たり前」になっているように感じることが多いです。

 

 

もう1つは、そもそも何か変えようとする時間がないほど忙しいという理由です。先生は、次の日のことや目の前にある行事のことだけで、忙しいんです。「教育を変えよう」なんて、大それたことしている暇はないんです。

 

 

 

しかし、先ほど過去形にしたように、そんなぼくの考えを打ち砕くような人が現れました。

 

 

現職審議会というものを立ち上げた斉藤ひでみさんという方です。

 

 

国民に教員の嘆きを訴える記者会見や、ネット上でできる署名活動を行っています。

 

 

この方は正真正銘の現職教員の方で、その行動を起こす行動力や勇気はもとより、激務の中で、そのような活動をされていて、尊敬しています。Twitter貼っておくので、よかったら、署名のご協力もよろしくお願いしますね~

 

 

 

 

理由その3:その上で教育に対してやりたいことが見えてきた

 やっとのことでやりたいことがちょっとずつ、ちょっとずつ見えてきたんです。

 

 

ずばり、ぼくがやりたいこと、それは、

 

 

 

「教員を助けるお仕事」

 

 

 

です。

 

 

上でも書いたように、友だちが苦しんでる。

 

 

それも教員になることを夢見て、憧れ続けてやっとで掴んだお仕事のはずなのに。

 

 

さらに言うと、苦しんでいる理由が聞いてて辛いんです。

 

 

休憩なしの長時間労働、勤務時間の終わった後に始まる会議、土日出勤、やりたくない部活の顧問、etc.

 

 

 

教員になってやりたかったことがこれらの仕事なのでしょうか。

 

 

子どもの笑顔が見たい!と、やろうと決めたお仕事なのではないでしょうか。

 

 

ぼくは、教員をされている先生方がそういった、もともと教員になってやりたかったことを精いっぱいやれるような、教育現場にするお手伝いをしたい!!!!

 

 

少しでもいい授業を考えたり、子どもと一緒に遊ぶ時間を増やしたり、、、、

 

 

これは、教員を助ける仕事とは言ってるけど、それは周りまわって「子どものため」にもなると信じています!!!

 

 

具体的にやりたいことも少し決まっているけど、それはまた、別の記事に託します。

 

 

ぼくは現場に出たこともない若造ですが、とにかく今は現場の先生や転職、退職された方を中心にいろんな人のお話を聞いている最中です。

 

 

少しでも興味持って頂けた方お話聞かせて頂けたらなあと思っています。

 

 

 

「現場を知らずに何を言う」と言われる方もいると思いますが、これから彼らの言う「現場の人」たちをたくさん仲間にしていきたいと思っています。

(既に意気投合してくださっている先生もいらっしゃいます。ありがたい。)

 

 

 

一緒に動いてくれる(かもしれない)教育大学の仲間もいます。

(その1人がちょうど今日ブログを始めたので、そちらもよかったら覗いてみてくださいね)

 

jagalico14.hatenablog.com

 

正直、何からやったらいいかよく分かっていない手探り状態ではありますが、今すごくわくわくしているところでもあります。

 

 

また、そんな近況も書いていきたいとおもいますので、また読んで頂けたら嬉しいです。

 

 

 

教員を助けたその先にあるものとは

 

もし、教員が、「教員になってほんとにやりたかったこと」ができる世界になったら、ぼくが今度は教員になってやろうと思うんです。

 

 

 

もともと教員になりたくて入った大学だし、

 

 

かつて、みんなと同じように、憧れ続けた夢のお仕事だしね。

 

 

40歳からでも、50歳からでも、なんとでもなるよね、たぶん。

 

 

そして、最後に。

それでもぼくが教育に一石を投じたい理由

 

ここまで読んで頂いた方にはこんな考えが浮かぶかもしれません。

 

 

「そんなにしんどい仕事が嫌なら、自分の時間もある会社に就職すれば?」

 

 

と。

 

 

 

長くなってきたので、短くまとめますが、

 

 

 

ぼくは本気で、教育が変われば世界が変わると思っている。

 

 

 

「教育」というものが持ってる底知れぬ力を信じているからこそ、ここからは離れられないのです。

 

 

 

このへんについてもまた書きます。

 

 

 

 

本当に長々と読んで頂きありがとうございます。

 

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いろんな人とはなしたいなあ。