行動を駆動する己に与えられたミッションとは?【教育系書籍レビュー⑩】坂本良晶著 ミッションドリブン
こんにちは!
教育と心理学について日々考えておりますじんぺーです。
もう11月になってしまいましたね、はやい!そして11月1日といえば、そう『ミッションドリブン』の発売日ですね~
本の日はやっぱりこれに尽きますね〜@saruesteacher#本の日 #本の日111 #ミッションドリブン pic.twitter.com/sphIsfXCtL
— じんぺー@Teacher Aide (@hitsuwari5th) November 1, 2019
さる先生の本は前回もレビューしたので、ぜひ読んでみてくださいね~
さっそくいってみましょうか~
- さる先生の新著は『ミッションドリブン』
- 読み始めて15ページ。魂が震え、筆をとる。
- 人をドライブするのはミッションだけじゃない
- ミッションドリブンは手段の目的化を防ぐ最善手
- それぞれに違うミッションを持っている人が集まるとどうなるか
- ぼくのやっていることはさるさんのミッションを邪魔している?
- まとめ
さる先生の新著は『ミッションドリブン』
あんまりいないと思いますが、さる先生って誰、何?!という方のためにお伝えしておくと、『ミッションドリブン』の著者である坂本先生のニックネームですね~
Twitterの教育界では知らぬ人がいませんね~
フォロワー1.5万人って…自分の地元の人口と同じくらいやん!
ああ、また関係ないリンクを貼ってしまった…ごめんなさい。
そんなさるさんが書いた新著が『ミッションドリブン』です。
(略して『ミドリ』です。公式かどうかは分かりません。)
前作の『全バカ』同様憎いくらいキャッチ―なタイトルですね~
夏にさるさんと少しお話した時、「今度はビジネス書」と仰っていたので、ジャンル的にはビジネス書なのでしょうか。広くいろいろな立場の人に理解できる内容になっていそうです!
読み始めて15ページ。魂が震え、筆をとる。
何を隠そう。これ書いているぼくは、今『ミドリ』を15ページしか読んでいません。
でも、今書き始めないといけないと思ったのです。
『ミッションドリブン』の第1章。
それは、さるさんの「生き方を決定した原体験」のお話から始まりました。
さるさんの人生を、考え方を、大きく変えたエピソードのお話です。
さるさんが己にミッションを課して生きていくと決めたエピソード。
なんてエモーショナルに描写するんだと思った。
こんな人のミッションのお話もっと読みたい!と思った。
もちろん詳しいお話はしません。ぜひ読んでみてください!
ぼくも読み進めますね~
人をドライブするのはミッションだけじゃない
1つ前の見出し。ぼくは思わず書き始めてしまいました。
このとき、ぼくを突き動かしたのは、たぶん感情。
自分はエモーションドリブンなところが大いにあるなあとは常々感じていますが。
さるさんを当初動かしていたものは、自分自身のエゴだったそうです。
(「エゴドライブ」ってKANA-BOONぽさすごいけどね。)
エゴにドライブされると圧倒的に結果が出る、ということはさるさんの体験談がまんま表しています。
働いていたくら寿司の店舗を売上額ぶっちぎり1位にしたことで自己顕示欲などのエゴが満たされていったといいます。
エゴでも結果が出せたらそれでいいじゃないかという人がもしかしたらいるかもしれません。
でもエゴで成功してもそれまでなんです。その先がなかなかない。
その理由はめちゃくちゃシンプルで成功することが目的になっているからに他ならないと思います。
ミッションドリブンは手段の目的化を防ぐ最善手
個人的な意見ですが、ミッションドリブンである1番のメリットはここでないかと思っています!
つまり、「常に自分の中にミッションを掲げておくことで、行動の目的を見失わずにいられること」です。
(自分のことばっぽく書いてますが、さるさんの本を自分のことばにしているだけです…)
人って常に選択を求められますよね~嫌になるくらい笑
(ちなみにネットでは1日に9000とか35000回選択していると出てきますが、ソースは不確かぽいです)
たぶん、さるさんはいろんなことやってはるので、その選択の回数も普通の人より多いのではないかと思うのです。
そこでその選択、とりわけ行動の選択において、さるさんが指針にしているのが、まさしく「ミッション」だと思うわけです。さる先生のミッションは、
教育の生産性を上げ、子どもも教師もハッピーに
といいます。このミッションを達成する、いやmissionをpossibleにしていくためにさるさんは、選択し、行動していると思うのです~!
それぞれに違うミッションを持っている人が集まるとどうなるか
さる先生の本書。さるさんのお友達がたくさん登場されます。それこそワンピースっぽいと思ったわけですが…
そんなさるさんのお仲間、1人ひとりめちゃくちゃ癖が強い!!余すことなく!!
(ぼくのお仲間である方も多いです~)
そして、癖が強いということは、他の人と違うミッションを持っている。
けテぶれ、離島にフリースクール設立、水泳、筋トレ…
(これ聞くだけでも「あーあの人ね」ってなるのはほんとにすごいと思います。)
そんな人たちがさるさんの周りに吸い寄せられるように寄ってくるんです。
で、集まったら何が起こるか。
もうそれは化学反応しかないでしょ!さるさんの本でよく出てきた言葉を使うならイノベーションかな~
こんな尖ったミッションが合うわけない、と思うかもしれませんが、実は思いもよらぬところで繋がることってあるんですね~。
「思いもよらない」ってのは本当に思いもよらなくて、「これとこれ合わせたら、新しくこれができるよね」って言えないんです。
(1部かけ算がめちゃくちゃ上手い人もいますが、たぶん1部です。)
ただ、「ミッションが違うのに集まっている」ってことはその思いもよらない繋がりが既に始まっているのかもしれませんね~
ちなみに、ミッション違うのに集まっちゃうってのもワンピースぽくないですか?
気付いていると思いますが、この辺からは『ミドリ』を肴にして、ぼくが書きたいことを書きまくっています笑
ぼくのやっていることはさるさんのミッションを邪魔している?
最後にぼくとさるさんのお話もちょっとさせてください~
さるさんは「教育の生産性を上げる」というミッションの他に「教員の再魅力化」というミッションも掲げられています。
さるさんの「教員って素晴らしい」という発信は、本当に本心から言っていると感じるし、実際教員にはならないかなと思っているぼくでも、「あ、やっぱり先生っていいかも」と感じさせるものです。
で、ぼくの方はいうと、現場に出てから苦しむ先生を見たくないということから、学生が集まり、授業では教えてくれないリアルな部分を現場の先生に教えてもらいながら、対話します。(もちろんこれだけではないのですが)
けっこう真逆っぽいですよね。
しかし、大丈夫なんです。
なぜなら、ぼくのミッションが「教員1人ひとりの幸せ」だからです。
つまり、ミッション到達へのルートは真逆でも、行きつきたい先は似たところにあるんです。
これは、「やり方一緒、目標違う」という組み合わせよりも強いのではないかと思っています。
(まあそれでも化学反応は起きるというのは既に述べました。)
要するに何が言いたいかというと、ぼくも仲間に入れてください。ということです笑
ちゃんと媚びるのがぼくのスタイルです~
まとめ
この記事では、さる先生こと坂本良晶先生の著書『ミッションドリブン』のレビューをしました。
ぼくは読むの早い方ではないですが、1時間ちょっとくらいで読めました。めちゃくちゃ読みやすいです。
何よりさるさんのこれまでのストーリーがぎっしり詰まっていたので、手が止まりませんでした。
ブログではほとんど中身に触れられていないし、なんならぼくの意見もたくさん入っているので、ぜひ手にとって楽しく読んでみてくださいね~
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今回もここまで読んでくださりありがとうございます~
さるさんの新著発売日に予定が空いてるなんてついてたなあ~